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遺品整理はいつから始める?四十九日・相続との関係を解説

遺品整理はいつから始める?四十九日・相続との関係を解説

2026年07月11日 16:34

遺品整理はいつから始める?四十九日・相続との関係を解説

「遺品整理は、いつから始めればよいのだろう」と迷う方は少なくありません。結論からいうと、遺品整理を始める時期に法律上の決まりはありません。

ただし、相続手続きや賃貸住宅の退去期限などに関わるため、大切な書類や貴重品を先に確認し、親族間で相談してから進めることが大切です。


遺品整理を始める時期に決まりはある?

遺品整理は、葬儀後すぐに始める方もいれば、四十九日を終えてから始める方、相続手続きが落ち着いてから進める方もいます。

気持ちの整理がつかないまま急いで片付ける必要はありません。一方で、賃貸物件の退去期限がある場合や、空き家の管理が必要な場合は、計画的に進める必要があります。

一般的には、次のようなタイミングで始めることが多いです。

  • 葬儀後、必要な書類や貴重品だけを先に確認する

  • 四十九日法要を終えてから、本格的な仕分けを始める

  • 相続人同士で話し合い、形見分けの方針を決めてから進める

  • 賃貸住宅の退去期限に合わせて進める

  • 実家を売却・賃貸・解体する前に片付ける

まずは「重要なものの確認」から

本格的な片付けを始める前に、まずは相続や各種手続きに必要になるものを探しましょう。

捨ててしまうと困るものがあるため、最初から大量に処分するのはおすすめできません。

最初に確認したいもの

  • 遺言書

  • 現金・通帳・キャッシュカード

  • 印鑑・印鑑登録証

  • 保険証券

  • 年金関連の書類

  • 不動産の権利書や固定資産税の書類

  • 株式・投資信託などの金融資産に関する書類

  • 借入金・ローン・クレジットカードの書類

  • 賃貸借契約書

  • スマートフォン・パソコン・IDやパスワードの情報

  • 写真・手紙・アルバムなどの思い出の品

見つけた重要書類や貴重品は、段ボールに入れたままにせず、ファイルや保管箱にまとめて管理することをおすすめします。

四十九日を過ぎてから始めるべき?

四十九日を過ぎてから遺品整理を始めなければならない、という決まりはありません。

ただし、四十九日法要はご家族や親族が集まる機会になりやすいため、形見分けや今後の片付け方について相談するタイミングとして活用できます。

たとえば、次のようなことを話し合っておくと、後のトラブルを減らしやすくなります。

  • 誰が何を形見として受け取るか

  • 実家を今後どうするか

  • 家具・家電・衣類などをどのように整理するか

  • 遺品整理を家族で行うか、業者へ依頼するか

  • 作業日程や立ち会う人をどうするか

気持ちの整理には個人差があります。四十九日をひとつの目安にしながらも、ご家族の状況に合わせて無理のない時期を選びましょう。

相続が終わる前に処分しても大丈夫?

相続手続きが終わる前でも、遺品整理そのものを始めることはできます。ただし、遺品の中には相続財産にあたるものが含まれている可能性があります。

特に、以下のようなものは自己判断で処分・売却せず、相続人同士で確認してから扱うことが大切です。

  • 現金・預貯金

  • 貴金属・宝石・ブランド品

  • 骨董品・美術品・コレクション品

  • 不動産関係の書類

  • 株式・有価証券

  • 自動車・バイク

  • 価値が分かりにくい品物

相続人が複数いる場合、一人だけの判断で売却・処分を進めると、後から「聞いていない」「勝手に処分された」といったトラブルになることがあります。

判断に迷う品物は、写真を撮って一覧に残し、相続人全員で共有してから進めると安心です。

賃貸住宅の場合は早めの対応が必要

故人が賃貸住宅に住んでいた場合は、家賃や退去期限の確認が必要です。

契約内容によっては、契約者が亡くなった後も家賃が発生することがあります。まずは大家さん、不動産会社、管理会社へ連絡し、解約や退去の手続きを確認しましょう。

賃貸住宅で遺品整理を進める際は、次の流れが目安です。

  1. 賃貸借契約書と退去期限を確認する

  2. 管理会社・大家さんへ連絡する

  3. 貴重品・重要書類を探して保管する

  4. 家族・親族で形見分けをする

  5. 家具や家電、不用品を仕分ける

  6. 必要に応じて買取・回収・遺品整理業者へ相談する

  7. 室内を清掃し、退去立ち会いを行う

期限が近い場合でも、貴重品や重要書類を確認する前に、すべてを処分しないよう注意してください。

持ち家・実家の場合は急がなくてもよい?

持ち家や実家の場合、賃貸のような退去期限がないため、比較的ゆっくり進められます。

ただし、空き家のまま長期間放置すると、郵便物の管理、防犯、庭木や建物の管理、近隣への配慮などが必要になります。

実家じまいを予定している場合は、遺品整理だけでなく、相続登記、売却、賃貸、解体なども関わる可能性があります。片付けを始める前に、ご家族で実家を今後どうするか話し合っておくと、不要な作業や二度手間を減らせます。

遺品整理を始めるおすすめの流れ

遺品整理を始める時期に迷ったら、以下の順番で進めると安心です。

  1. 葬儀後に、遺言書・重要書類・貴重品を確認する

  2. 相続人や親族へ連絡し、片付けの方針を共有する

  3. 賃貸の場合は、退去期限や家賃の扱いを確認する

  4. 四十九日など親族が集まる機会に、形見分けや実家の今後を話し合う

  5. 「残すもの」「形見分けするもの」「売却・再利用するもの」「処分するもの」に分ける

  6. 自分たちで難しい部分は、遺品整理業者や専門家へ相談する

まとめ

遺品整理を始める時期に正解はありません。気持ちの整理、ご家族の予定、相続手続き、住まいの状況を考えながら、無理のない時期に進めることが大切です。

ただし、遺言書・通帳・権利書・保険証券などの重要書類や、相続財産になる可能性がある品物は、処分する前に必ず確認しましょう。

「期限が近くて急いでいる」「家族だけでは片付けが難しい」「何を残して何を処分すればよいか分からない」という場合は、遺品整理の専門業者へ相談する方法もあります。









【この記事の監修者】

監修:カエルリユース 野瀬 諭司

遺品整理士認定協会認定 遺品整理士


遺品整理士認定協会認定の遺品整理士として、岡山県で遺品整理・生前整理・実家じまいのお手伝いをしています。 遺品整理は、品物を片付けるだけではなく、ご家族の思い出やお気持ちにも向き合う大切な時間です。

「何から始めればよいか分からない」「自分たちだけでは難しい」と感じたときは、お気軽にご相談ください。

お電話でのご相談はこちら → 080-4586-7592


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