
遺品整理の費用相場【間取り別】 1Kから一戸建てまでの目安金額
2026年07月11日 16:59
遺品整理の費用相場【間取り別】
1Kから一戸建てまでの目安金額
遺品整理を業者へ依頼する際に、最も気になるのが費用ではないでしょうか。料金は部屋の広さだけでなく、荷物の量、搬出のしやすさ、階段の有無、買取できる品物の有無、供養や清掃の必要性などによって変わります。
この記事では、遺品整理の一般的な費用相場を間取り別にご紹介します。実際の料金は現地見積もりで決まるため、あくまで目安としてご確認ください。
遺品整理の費用は何で決まる?
遺品整理の料金は、主に以下の条件で変わります。
部屋の広さ・間取り
荷物の量
作業人数
作業時間
階段作業やエレベーターの有無
駐車スペースから部屋までの距離
大型家具・家電の数
分別や梱包が必要な量
不用品の処分費用
ハウスクリーニングや特殊清掃の有無
買取できる品物があるかどうか
同じ1Kでも、荷物が少ないお部屋と、長年住まわれていて荷物が多いお部屋では、費用に差が出ます。
間取り別の費用相場
以下は、遺品整理を業者に依頼する場合の一般的な目安です。
間取り作業人数の目安作業時間の目安費用の目安
1R・1K 1〜2名 1〜3時間 30,000円〜80,000円
1DK・1LDK 2〜3名 2〜6時間 50,000円〜150,000円
2DK・2LDK 3〜4名 3〜8時間 100,000円〜250,000円
3DK・3LDK 4〜6名 半日〜1日 150,000円〜350,000円
4DK・4LDK 5〜8名 1〜3日 200,000円〜500,000円
一戸建て 5〜10名以上 1〜4日以上 250,000円〜800,000円以上
※上記は荷物量や作業条件によって変わる目安です。建物の状況、物置・倉庫・庭・離れの有無などによっては、追加作業が必要になる場合があります。
1R・1Kの費用目安
1R・1Kは、一人暮らしのお部屋で多い間取りです。
荷物が少ない場合は、1〜2名のスタッフで数時間程度で完了することもあります。衣類、生活用品、小型家具、家電などの量によって費用が変わります。
費用の目安は、30,000円〜80,000円程度です。
1R・1Kで費用が上がりやすいケース
エレベーターがない建物の上階
大型冷蔵庫・洗濯機・ベッドがある
ゴミや生活用品が大量に残っている
駐車場が遠い
退去期限が迫っていて急ぎの作業が必要
室内清掃も同時に依頼する
1DK・1LDKの費用目安
1DK・1LDKは、居室とダイニング・リビングが分かれているため、荷物の量も増えやすい間取りです。
大型家具や家電に加え、食器棚、テーブル、収納家具、本、衣類などが多い場合は、2〜3名以上での作業になることがあります。
費用の目安は、50,000円〜150,000円程度です。
2DK・2LDKの費用目安
2DK・2LDKになると、ご夫婦世帯や家族世帯で住まわれていたケースも多く、家具・家電・衣類・食器・寝具などの量が増えます。
作業前に、ご家族で形見分けをするものや残すものをある程度決めておくと、作業がスムーズになり、費用を抑えやすくなります。
費用の目安は、100,000円〜250,000円程度です。
3DK・3LDKの費用目安
3DK・3LDKでは、複数の居室に荷物が残っていることが多く、作業人数や車両台数が必要になります。
家具の解体、家電の搬出、細かな生活用品の仕分けなども増えるため、半日から1日程度の作業になることがあります。
費用の目安は、150,000円〜350,000円程度です。
4DK・4LDKの費用目安
4DK・4LDKは、ご家族で長く住まれていた実家に多い間取りです。
居室だけでなく、押し入れ、納戸、物置、ベランダ、庭などにも荷物がある場合があり、作業が1日以上かかることもあります。
費用の目安は、200,000円〜500,000円程度です。
一戸建ての費用目安
一戸建ての場合は、建物の広さだけではなく、物置、倉庫、車庫、庭、離れ、2階・3階などの条件によって費用が大きく変わります。
また、長年住まわれていた実家では、家具や生活用品のほか、農具、工具、趣味用品、贈答品、古い書類などが多く残っているケースもあります。
費用の目安は250,000円〜800,000円以上ですが、荷物の量によってはそれ以上になる場合もあります。
費用を抑えるためのポイント
遺品整理の費用を抑えたい場合は、すべてを業者へ任せる前に、できる範囲で準備をしておく方法があります。
家族で形見分けを済ませておく
通帳・印鑑・重要書類・貴重品を先に取り分けておく
残すものと処分するものを分けておく
自治体のごみ回収を利用できるものは確認する
買取できそうな品物を分けておく
複数社から見積もりを取る
見積もりに含まれる作業範囲を確認する
追加料金が発生する条件を事前に確認する
ただし、相続人が複数いる場合は、高価な品物や価値が分からない品物を自己判断で処分・売却しないよう注意しましょう。
見積もり時に確認したい項目
見積もりを依頼する際は、金額だけでなく、何が料金に含まれているかを確認することが大切です。
確認したい内容
作業員の人数
作業予定時間・日数
車両費
分別・梱包の費用
搬出作業費
処分費用
家具解体費
階段作業やエレベーターなしの場合の追加費用
養生費
仏壇・人形・写真などの供養費
買取品がある場合の査定・値引き内容
追加料金が発生する条件
キャンセル料
「見積もりは安かったのに、当日になって追加料金が発生した」とならないよう、書面またはメッセージで作業内容と料金を確認しておくと安心です。
買取がある場合は費用を抑えられることも
遺品の中には、買取できる品物が含まれている場合があります。
たとえば、比較的新しい家電、ブランド品、貴金属、腕時計、カメラ、楽器、骨董品、未使用の贈答品、工具、趣味用品などは、査定できる可能性があります。
買取金額を遺品整理の作業費から差し引ける場合もあるため、見積もり時に「買取できるものがあるか確認してほしい」と伝えておくとよいでしょう。
ただし、相続人が複数いる場合や、価値が分からない品物がある場合は、売却前にご家族・相続人へ共有することが大切です。
こんな場合は現地見積もりがおすすめ
電話や写真だけでも概算を出せる場合はありますが、以下のようなケースでは現地見積もりがおすすめです。
一戸建てや荷物の多い実家
物置・倉庫・庭・車庫にも荷物がある
大型家具や家電が多い
階段作業がある
分別されていない荷物が多い
供養、清掃、解体、売却なども検討している
正確な費用を事前に把握したい
現地見積もりでは、作業内容、必要な人数、車両台数、搬出経路などを確認できるため、より具体的な料金を把握しやすくなります。
まとめ
遺品整理の費用は、1Kなら30,000円〜80,000円程度、一戸建てでは250,000円〜800,000円以上が目安です。
ただし、遺品の量や建物の状況、作業内容によって費用は大きく変わります。正確な金額を知るためには、作業内容を確認したうえで見積もりを取ることが大切です。
費用だけで決めるのではなく、見積もり内容が分かりやすいか、追加料金の説明があるか、残す品物や形見分けへの配慮があるかも確認しましょう。
遺品整理は、故人の大切な品物と思い出を扱う作業です。ご家族の状況に合った方法で、無理のないように進めてください。
【この記事の監修者】
監修:カエルリユース 野瀬 諭司
遺品整理士認定協会認定 遺品整理士
遺品整理士認定協会認定の遺品整理士として、岡山県で遺品整理・生前整理・実家じまいのお手伝いをしています。 遺品整理は、品物を片付けるだけではなく、ご家族の思い出やお気持ちにも向き合う大切な時間です。
「何から始めればよいか分からない」「自分たちだけでは難しい」と感じたときは、お気軽にご相談ください。
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