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実家の片付け費用相場 一戸建て規模別の目安金額

実家の片付け費用相場 一戸建て規模別の目安金額

2026年07月11日 21:20

実家の片付け費用相場

一戸建て規模別の目安金額

実家の片付けを業者へ依頼する場合、費用は荷物の量や建物の広さ、搬出条件によって大きく変わります。一戸建てでは、家具・家電だけでなく、押し入れ、納戸、物置、倉庫、庭、車庫などにも荷物があることが多く、事前の現地見積もりが重要です。

費用の目安としては、比較的荷物が少ない一戸建てなら15万円〜30万円程度、一般的な3LDK〜4LDK規模では20万円〜50万円程度、荷物が多い大型住宅では50万円〜80万円以上になることもあります。


実家の片付け費用は何で決まる?

実家の片付け費用は、間取りだけで決まるわけではありません。同じ広さの家でも、長年住んでいて荷物が多い場合や、物置・倉庫・庭まで整理する場合は、作業人数や車両台数が増えるため費用も変わります。

主に、次のような条件が料金に影響します。

  • 建物の広さ・部屋数

  • 家具、家電、衣類、食器、本、生活用品などの量

  • 押し入れ、納戸、屋根裏、床下収納の荷物量

  • 物置、倉庫、離れ、車庫、庭の整理が必要か

  • 大型家具・大型家電の数

  • 分別や梱包にかかる時間

  • 作業員の人数と作業日数

  • トラックなど車両の台数

  • 駐車場所から建物までの距離

  • 階段作業や狭い通路の有無

  • 買取できる品物があるか

  • ハウスクリーニングや解体前の残置物撤去も依頼するか

そのため、電話だけで聞いた料金と、実際の見積もり金額に差が出ることがあります。正確な金額を知るには、現地で荷物量や搬出経路を確認してもらうことが大切です。

平屋の費用目安

平屋は階段作業が少ないため、2階建て住宅と比べると搬出しやすい場合があります。ただし、敷地が広く、物置や倉庫、庭に多くの荷物が残されているケースもあります。

荷物が比較的少ない平屋であれば、15万円〜30万円程度がひとつの目安です。居室が多い、納戸や物置に荷物が多い、庭の片付けも必要といった場合は、30万円〜50万円程度になることもあります。

平屋の場合は室内だけでなく、屋外の残置物や植木鉢、農具、工具、物干し台、ブロック、廃材なども確認しておきましょう。

2LDK〜3LDKの一戸建て費用目安

2LDK〜3LDK程度の一戸建てでは、夫婦世帯や少人数世帯で住まわれていたケースが多く見られます。

家具・家電・衣類・食器・寝具・本などが一通りそろっている場合、費用の目安は20万円〜40万円程度です。荷物が少なく、事前に家族で形見分けや分別を進めている場合は、これより抑えられることもあります。

一方で、押し入れや納戸、物置に長年の荷物が残っている場合は、作業時間が増え、30万円〜50万円程度になることもあります。

4LDK〜5LDKの一戸建て費用目安

4LDK〜5LDKの一戸建ては、家族で長年住まれていた実家に多い規模です。複数の居室に家具や衣類、生活用品が残されているほか、子ども部屋、客間、納戸、物置などにも荷物が保管されていることがあります。

一般的な荷物量であれば、費用の目安は30万円〜60万円程度です。

ただし、家全体に荷物が多い場合や、2階から大型家具を搬出する必要がある場合、屋外の倉庫・車庫・庭まで整理する場合は、50万円〜80万円程度になることもあります。

特に、昔から使っていない部屋が物置状態になっている場合は、作業量が増えやすいため、見積もり時にすべての部屋を確認してもらうことが大切です。

二世帯住宅・大型住宅の費用目安

二世帯住宅や6LDK以上の大型住宅、離れや複数の物置・倉庫がある住宅では、片付け費用が50万円〜100万円以上になる場合があります。

家の中だけでなく、庭、車庫、農機具置き場、事業用スペース、納屋なども対象になると、作業日数が数日かかることもあります。

大型住宅では、部屋数だけでなく、荷物の内容を確認することが重要です。古い家具、家電、書籍、趣味用品、工具、農具、贈答品、衣類、寝具などが大量に残されている場合は、処分量が増えます。

作業費を抑えるためにも、まず家族で重要書類・貴重品・形見分けする品物を確保し、そのうえで業者に現地見積もりを依頼しましょう。

物置・倉庫・庭がある場合

実家の片付けでは、室内よりも物置や倉庫、庭に多くの荷物が残っていることがあります。

物置の中には、工具、農具、塗料、タイヤ、家電、古い家具、段ボール、資材、趣味用品などが入っていることがあります。庭には、植木鉢、プランター、ブロック、物干し台、物置、廃材などが残されている場合もあります。

これらは室内の片付け費用に含まれないこともあるため、見積もりを依頼する際には、物置・倉庫・庭・車庫・離れも必ず確認してもらいましょう。

屋外の片付けが加わる場合、内容によっては数万円〜数十万円程度の追加費用がかかることがあります。

費用が高くなりやすいケース

実家の片付けでは、次のような条件があると費用が上がりやすくなります。

  • 家全体に荷物が多く、分別が必要な場合

  • 押し入れ、納戸、屋根裏、物置、倉庫に荷物が大量にある場合

  • 2階から大型家具・家電を搬出する場合

  • 階段が狭い、通路が狭い、駐車場所が遠い場合

  • 冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど家電リサイクル対象品が多い場合

  • タンス、ベッド、食器棚など大型家具が多い場合

  • 庭木、草、ブロック、物干し台、屋外残置物の処分が必要な場合

  • 分別されていない生活用品やごみが多い場合

  • ハウスクリーニング、消臭、害虫対策なども必要な場合

  • 退去・売却・解体の日程が近く、急ぎの作業が必要な場合

費用が気になる場合でも、見積もり前に無理をして大型家具を動かしたり、危険な物を処分したりする必要はありません。できる範囲で整理し、難しい部分は業者へ相談することが安全です。

費用を抑えるためのポイント

実家の片付け費用は、事前の準備によって抑えられる場合があります。

ただし、相続に関係する物や価値が分からない物を自己判断で処分しないよう注意しましょう。

家族でできる準備

  • 通帳、印鑑、保険証券、不動産書類などを先に確保する

  • 写真、手紙、アルバム、思い出の品を確認する

  • 形見分けを済ませておく

  • 残す物を一か所にまとめる

  • 明らかなごみや消耗品を自治体ルールに沿って処分する

  • 衣類、本、食器などをできる範囲で分けておく

  • 買取を希望する品物を分けておく

  • 駐車場所や搬出経路を確認する

  • 複数社から見積もりを取る

作業量が減れば、必要な人員や車両台数を抑えられる可能性があります。ただし、無理に急いで片付けるよりも、重要な物を見落とさないことを優先しましょう。

買取で費用を抑えられる場合もある

実家に残された品物の中には、買取できるものが含まれている場合があります。買取額を片付け費用から差し引ける場合もあるため、見積もり時に相談してみるとよいでしょう。

買取の対象になる可能性がある主な品物は、次のとおりです。

  • 貴金属、宝石、ブランド品

  • 腕時計、カメラ、楽器

  • 骨董品、美術品、茶道具

  • 古銭、記念硬貨、切手

  • 着物、ブランド食器

  • 比較的新しい家電

  • 工具、農機具、業務用機器

  • 未使用の贈答品

  • 趣味用品、コレクション品、模型、フィギュア

  • 古いおもちゃ、レコード、書籍

「古い物だから価値がない」とは限りません。処分する前に査定を依頼し、家族・相続人で確認してから判断すると安心です。

見積もりで確認したいこと

実家の片付けを業者へ依頼する場合は、料金の安さだけではなく、見積もり内容をしっかり確認しましょう。

確認したい項目

  • 作業員の人数

  • 作業予定時間・日数

  • 車両費や搬出費が含まれているか

  • 分別・梱包・家具解体の費用が含まれているか

  • 処分費用が含まれているか

  • 物置、倉庫、庭、車庫、離れの作業が含まれているか

  • 階段作業や駐車場所が遠い場合の追加料金

  • 家電リサイクル料金の扱い

  • 買取品の査定内容と値引き方法

  • 作業後の簡易清掃の有無

  • 追加料金が発生する条件

  • キャンセル料の有無

  • 作業後に領収書を発行してもらえるか

見積書を口頭だけで済ませず、作業内容と金額をできるだけ書面で確認することが大切です。

実家の片付けで注意したいこと

実家の片付けは、単なる不用品処分ではありません。相続に関わる物や、家族にとって大切な思い出の品が見つかることがあります。

特に、現金、通帳、印鑑、不動産書類、保険証券、貴金属、ブランド品、骨董品、車関係の書類などは、自己判断で処分・売却しないようにしましょう。

相続人が複数いる場合は、「誰が何を残すのか」「売却や処分をしてよいか」を家族で共有してから進めることが大切です。

まとめ

実家の片付け費用は、平屋や比較的小規模な一戸建てで15万円〜30万円程度、2LDK〜3LDKで20万円〜40万円程度、4LDK〜5LDKで30万円〜60万円程度がひとつの目安です。

ただし、荷物が多い場合、物置・倉庫・庭の整理が必要な場合、大型住宅や二世帯住宅の場合は、50万円〜100万円以上になることもあります。

費用を正確に把握するには、家全体の荷物量、搬出経路、屋外の残置物まで確認したうえで、現地見積もりを依頼することが大切です。大切な品物や重要書類を確認しながら、ご家族の状況に合った方法で、無理なく実家じまいを進めましょう。









【この記事の監修者】

監修:カエルリユース 野瀬 諭司

遺品整理士認定協会認定 遺品整理士


遺品整理士認定協会認定の遺品整理士として、岡山県で遺品整理・生前整理・実家じまいのお手伝いをしています。 遺品整理は、品物を片付けるだけではなく、ご家族の思い出やお気持ちにも向き合う大切な時間です。

「何から始めればよいか分からない」「自分たちだけでは難しい」と感じたときは、お気軽にご相談ください。

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